【預告】4/1起,頁面上方功能列以及下方資訊全面更換新版。 前往查看

日本語能力檢定N2題庫下載題庫

上一題
問題13 次の文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、A・B・C・Dから一つ選びなさい。 下(した)の文章(ぶんしょう)は、ある人物(じんぶつ)が自分(じぶん)の人生(じんせい)に影響(えいきょう)を与(あた)えた言葉(ことば)について説明(せつめい)したものである。 (  ①  )  この言葉(ことば)は私(わたし)のオリジナルです。この考(かんが)え方(かた)にたどり着(つ)いたのは38歳(さんじゅうはっさい)のときですが、その頃(ころ)から努力(どりょく)することにたいして抵抗(ていこう)感(かん)がなくなり、とても生(い)きやすくなりました。  私(わたし)たちはなぜか、中学(ちゅうがく)、高校生(こうこうせい)の頃(ころ)に「努力(どりょく)する姿(すがた)」を人(ひと)に見(み)せることをやめてしまいます。試験(しけん)前(まえ)の(注1)ガリ勉(べん)や運動会(うんどうかい)前(まえ)の徒(と)競走(きょうそう)の(注2)猛(もう)練習(れんしゅう)などが、人(ひと)に知(し)られると気(き)恥(は)ずかしくなってしまうのです。  その心境(しんきょう)は複雑(ふくざつ)です。まず結果(けっか)が出(で)なかったとき「あいつ、あれだけやってダメだった」とバカにされるのを恐(おそ)れます。結果(けっか)が出(で)ても「あれだけ準備(じゅんび)すれば当然(とうぜん)だ」と評価(ひょうか)が下(さ)がるのを恐(おそ)れます。他者(たしゃ)の評価(ひょうか)を気(き)にし始(はじ)めると、いずれにせよ努力(どりょく)を(注3)隠(かく)すに越(こ)したことはないわけです。  それは社会(しゃかい)人(じん)になっても同(おな)じです。得意(とくい)技(わざ)について「よほど努力(どりょく)しているのでしょうね」と褒(ほ)められても、「たいしたことはしていません」と②自分(じぶん)の努力(どりょく)をわざわざ否定(ひてい)してしまったりするわけです。  しかし、この「謙遜(けんそん)して努力(どりょく)を隠(かく)す対応(たいおう)」はとても危険(きけん)です。なぜなら、努力(どりょく)しなくていいことへの言(い)い訳(わけ)になる一方(いっぽう)で、努力(どりょく)を「かっこう悪(わる)い」とする無意識(むいしき)の(注4)バリアになりかねないためです。  もちろん、努力(どりょく)すれば、すべてがなんとかなるわけではありませんが、努力(どりょく)なしでは何(なに)も始(はじ)まりません。そのためには「努力(どりょく)」という言葉(ことば)を生活(せいかつ)に積極(せっきょく)的(てき)に取(と)り入(い)れ、そのプロセスを楽(たの)しむ仕組(しく)みをつくらなければなりません。  そして、努力(どりょく)を客観(きゃっかん)視(し)するための測定(そくてい)方法(ほうほう)が「時間(じかん)」なのです。  努力(どりょく)をする、しないはあくまで主観(しゅかん)ですが、その分量(ぶんりょう)を時間(じかん)換算(かんさん)する仕組(しく)みを取(と)り入(い)れれば、自分(じぶん)がどこまで努力(どりょく)をしたのか、わかりやすく管理(かんり)できるようになり、(注5)堂々(どうどう)と「○○については何(なん)年間(ねんかん)やってきた」と言(い)えます。  例(たと)えば、私(わたし)はよく「文章(ぶんしょう)を書(か)くのが速(はや)い」と言(い)われますが、その場合(ばあい)にこう返(かえ)すのです。「大学(だいがく)卒業(そつぎょう)から16年間(じゅうろくねんかん)、独立(どくりつ)するまで、文章(ぶんしょう)で(注6)顧客(こきゃく)にリポートを作(つく)る仕事(しごと)でしたから速(はや)くないと困(こま)ります」と。  努力(どりょく)を時間(じかん)で測定(そくてい)すれば、時間(じかん)が有限(ゆうげん)だからこそ、何(なに)を努力(どりょく)するのか自分(じぶん)で考(かんが)え、決(き)めなければいけません。そうすれば、結果(けっか)はあとからついてくる、という気持(きも)ちになれる魔法(まほう)の言葉(ことば)なのです。                           ( 勝間(かつま)和代(かずよ)  「勝間(かつま)和代(かずよ)の人生(じんせい)を変(か)えるコトバ」2009年4月11日付朝日新聞(あさひしんぶん)による ) (注1)ガリ勉(べん):成績(せいせき)を上(あ)げるために勉強(べんきょう)ばかりする様子(ようす) (注2)猛(もう)練習(れんしゅう):一生(いっしょう)懸命(けんめい)練習(れんしゅう)すること (注3)隠(かく)すに越(こ)したことはない:隠(かく)したほうがいい (注4)バリア:障害(しょうがい)となるもの (注5)堂々(どうどう)と:自信(じしん)のある様子(ようす)で (注6)顧客(こきゃく):大切(たいせつ)な客(きゃく)
【題組】72 ②自分(じぶん)の努力(どりょく)をわざわざ否定(ひてい)してしまったりするのはなぜだと筆者(ひっしゃ)は述(の)べているか。
(A) 努力(どりょく)していると感(かん)じるのは自分(じぶん)の主観(しゅかん)であり、他(ほか)の人(ひと)には理解(りかい)できないから
(B) 自分(じぶん)の努力(どりょく)の結果(けっか)に対(たい)し、他人(たにん)にいろいろ言(い)われたり思(おも)われたりしたくないから
(C) 他(ほか)の人(ひと)に比(くら)べると自分(じぶん)の努力(どりょく)は不十分(ふじゅうぶん)で、もっと努力(どりょく)が必要(ひつよう)だと思(おも)っているから
(D) 自分(じぶん)の努力(どりょく)している姿(すがた)を見(み)せると、他人(たにん)から謙虚(けんきょ)な人(ひと)だと思(おも)ってもらえないから


答案:B
難度: 適中

10
 【站僕】摩檸Morning:有沒有達人來解釋一下?
倒數 1天 ,已有 0 則答案


問題13 次の文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、A・B・C..-阿摩線上測驗