▲ 閱讀下文,回答第 28 題
インターネットでのコミュニケーションの多くは、顔が見えない文字だけのやりとり
である。また、情報はその作り手や送り手(注 1 )から離れて独立して存在しているように
みえてしまうので、当然考えるべき生身の人間 (注 2 ) の存在というものが忘れられて
しまいがちだ。インターネットでやりとりしている相手は人である。つまり、インターネット
上で得られる情報は人が收集したり整理したりしたものであり、そうした情報は人の
価値観や意識というフィルタ(注 3 )を通して作られたものである。これを忘れなければ、
インターネットとどのようにつきあえばいいのかが分かり、的確な判断ができるように
なるはずだ。
注 1「作り手や送り手」… 作る人や送り人
注 2「生身の人間」… 実際に生きている人間
注 3「フィルタ」… 濾過器
(A) インターネットにある誰に対しても同じ価値があるということ。
(B) インターネットでのやりとりには人間が存在しないということ。
(C) インターネットには寂しさを忘れさせてくれる情報があるということ。
(D) インターネットの情報は誰かがある考えにもとづいてまとめたということ。