47 45 歳の男性。会社員。課長に昇進後、半年が経過した頃から寝つきが悪くなり、
仕事でケアレスミスをするようになった。その後、めまい、怠感および食欲不振
が出現し、会社の産業医に勧められ受診した。妻と子供の人暮らし。抑うつ状態
で軽度の希死念慮を認め、うつ病と診断されたため入院となった。抗うつ薬などに
よる治療を週間行ったところ、症状は消失し退院可能となった。
主治医の今後の対応として最も適切なのはどれか。
(A) 退院前に抗うつ薬を減量する。
(B) 職場での配置転換を会社に指示する。
(C) 退院直後の職場復帰を本人へ指導する。
(D) 家族に対して本人への接し方を助言する。
(E) 発症前のペースで業務が行えるよう励ます。